元自衛官で転職エージェントを使って希望通りの企業に転職できた人がいます。
その方が、自衛官が面接でどのようにすれば印象がよくなるかを教えてくださいました。
自衛官が転職活動で面接突破できるコツ
私が転職活動で一番力を入れていたのが面接でした。
複数の会社を受けたのですが、面接まで行った会社はほとんど内定を頂いております。
面接まで進めるということは、自分に少しでも興味を持って下さったということ。
少なくとも、ある程度の条件は揃っているわけです。
つまり、面接の出来によって決まるわけです。
では、面接を突破するためのポイントは何だったのかご紹介させて頂きますね。
自衛隊で学んだマナーは忘れること
まず、自衛隊の中で学ぶマナーと外の世界とのマナーは全く違うということを理解しておかなければなりません。
つい大声で答えてしまいそうになるのですが、面接で大きな声を出してしまったらまず採用は望めません。
中には、「自分は自衛隊でこうやって教わったから」と不満に感じる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、今後自分が生きていく世界にも、自衛隊と同じくルールが存在しています。
それをしっかり理解するようにしましょう。
話し方は、丁寧かつハキハキに。
相手がちゃんと聞き取れるようなスピードで、柔らかさを意識します。
喋り方を柔らかくしよう
私はこの話し方に躓きました。
多分、現役の方がイメージする「ハキハキ」と求められているそれは大きな違いがあるからです。
そのため、Youtubeなどに投稿されている動画から声のニュアンスを勉強しました。
結果、「柔らかい話し方」をイメージするのが一番だと思います。
そして、出来れば同じように自分の姿を録画したり、録音して確かめてみること。
スマホの録音機能を使ってみても良いですね。
自分の声は、自分で聞いているのと他の人が聞くのとでは大きく違います。
私の場合、自分ではかなり声を抑えたつもりでした。
でも、録画してみたところ、かなり声が大きいだけではなく、強い喋り方になっていました。
そのため、必ず自分の声の確認は必須だと思います。
言葉づかいを見直してみよう
次に言葉遣いですが、これも自衛隊とは違いますので一般のマナーを学びます。
例えば、「了解しました」という言葉はマナー違反です。
しかし、自衛隊ではわかりやすい返事として「了解」をよく使いますよね。
このように、自衛隊では当たり前のように使っていた言葉がマナー違反になる可能性もあります。
今後のことも考え、一度しっかり見直してみましょう。
面接で最もやってはいけない事!
最後にやってはいけないことですが、自衛隊のことだけを話すのはやめましょう。
逆の立場になって考えてみた時に、前職のことばかりを話す人を採用したくなりますか?
面接の基本は、聞かれたことに対してわかりやすく簡潔に答えることです。
ついセールスポイントだと思って話してしまいがちなのですが、民間の方が聞いてわからないような話を深く話してしまわないように気をつけてくださいね。
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