私は女性自衛官でしたが、転職エージェントを使って希望通りの会社に転職できました。
転職エージェントはどうやって使えばいいか分からない現役自衛官も多いと思います。
しかし、実は就職援護とは求人の質が全然違いますし、サポートは充実していて転職者の支援が徹底しています。
殆どの自衛官は退職後に再就職をしますから、転職をするなら絶対に転職エージェントを利用した方が良いです。
ここでは、自衛官の私が転職エージェントを使って無事に転職に成功した経緯と、転職エージェントのサポート内容を紹介させていただきます。
自衛隊員と転職エージェント
自衛隊員は殆どの人が転職し再就職をします。
任期制自衛官なら、任期満了後に再就職。
定年自衛官でも退官後に再就職。
その他、曹・幹部であっても何かしらの理由で転職する人がいます。
しかし、せっかく自衛隊出身者という経歴を持ちながら、それを活かしきれずに転職してしまう方が多いです。
「きつい、危険、きたない」いわゆる3Kの仕事に再就職してしまい、「自衛隊を辞めて後悔した」と感じる元隊員もいます。
私は自衛隊を辞めてまで体力仕事をしたくなかったので、転職エージェントを使ってデスクワークの仕事を探すことにしました。
詳細:女性自衛官から出版会社に転職後、憧れのフリーライターへ
転職エージェントとの出会い
転職エージェントとの出会いはネットでした。噂や口コミである程度評判の良い転職エージェントを絞り込んでいたので、とりあえず3社に登録してみました。
転職エージェントはそれぞれに特徴があり、第二新卒や20代の若者に強い支援を行うところや、専門職を斡旋するところなど様々です。
転職エージェントは正直言って担当者との相性がものを言います。
どんなに有名で評判の良い転職エージェントでも、ダメな担当者に当たると本当にダメです。
私も登録した3社のうち2社はダメな担当者に当たってしまいました。
しかし、3社目に登録したパソナキャリアでは良い担当者に恵まれて、無事に希望する会社へ転職することができました。
転職エージェントの担当者と面談
転職エージェントに登録したら、まずは担当者と面談を行います。
面談方法は、転職エージェントの会社まで出向く方法と、近場に出張面談に来てもらう方法があります。
自衛官は営内で働いている人が多いですよね。
門限の関係で遠くまで出かけられない人は、近場のファミレスなどに出張面談をお願いすると良いですよ。
面談といっても採用面接とは違うのでリラックスして言っても大丈夫です。
詳細:自衛官が転職エージェントと面談してみた!全然緊張しなかったよ!
自衛官に転職エージェントが勧める求人
実際に転職エージェントと面談した後は、希望の仕事や、勤務条件、給与調整など、様々なことを相談に乗ってくれます。
一番大事なのは、どんな求人を持ってくるかですよね。
私は女性自衛官でしたが、そんな私に提案された求人は次のようなものがありました。
- IT系の中小企業
- 体力系・介護系
- 営業職
- 総合職
自衛官という経歴でもこれだけ幅の広い求人を斡旋されるのです。
もちろん上記のような求人ばかりではありませんので、担当者にどんどん希望を出して色々な求人を持ってきてもらいましょう。
自衛官の転職には履歴書添削が必須!
いざ希望の求人に応募するとなっても、履歴書を用意しなければなりません。
就職援護でも履歴書の書き方は見本として見せられると思います。
しかしそれでは一般企業に通る履歴書としては不完全だと思います。
最近ではインターネットを参考にした履歴書を提出してくる人も多いのだそうですが、それだとオリジナリティーが欠落していて書類選考に通る確率も低くなるのだそうです。
私は求人に応募する前に担当者に履歴書の添削をお願いしてもらい、無事に書類審査を通過することができました。
詳細:自衛官の私に転職エージェントがしてくれた履歴書の添削指導
自衛官が苦手な「面接」も対策してくれる
転職エージェントでは転職に関する様々なサポートをしてくれます。面接対策もその中の1つです。
自衛官はビジネスマナーとは縁遠い世界にいます。
その為、面接が苦手な人が多いです。
私もそのあたりが心配だったので、担当者に面接の練習をしてもらいました。
具体的にどんなところがダメで、どうしたら良いのか指示してもらったおかげで、無事に希望する会社に転職することができました。
転職エージェントの利用はもはや当たり前
昔と違い、自衛官でも転職には転職エージェントを使う時代になりました。
一昔前までは、自衛官は退職する際には就職援護で斡旋される仕事に転職して、とりあえずは再就職できていました。
しかし、就職援護に集まる求人というのは、イメージ通りの自衛官を求めている場合が多く、体力もあり、精神力もあり、言われたことを忠実にこなすステレオタイプの人間を求めている会社が多いです。
就職援護で斡旋された仕事に適当に就職し、「自衛隊の方が良かった、戻りたい」と後悔する人もいるのです。
そうならない為にも、やはり転職は自分の希望をはっきりと通し、納得のいく仕事に就けるようにするべきです。
その為には自衛官といえども転職エージェントを利用すべきなのです。
転職エージェントの利用はいつでも可能です。
自衛隊在職中からでも登録しておいて損は無いと思いますよ。
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