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自衛隊から転職した結果【まとめ】勝ち組と負け組の違いとは

→転職失敗談

自衛隊から転職すると後悔するのか?成功するのか?

自衛隊は国家公務員ですから、それなりに給料は貰えますし福利厚生も良いです。

しかし、仕事はキツイし拘束時間は長いし、人間関係でトラブルを抱えてしまうことも多々あります。

自衛隊を辞めて転職すると

「勝ち組」になるか「負け組」になるか…

実際に自衛隊から転職した人の体験談をもとに、自分ならどうなるか考えてみましょう。

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自衛隊からの転職体験談

自衛隊からの転職といっても、任期満了や中途退職、定年退職と色々ありますよね。

共通して言えるのが「自衛隊は退職しても転職必須」ということ。

自衛隊は定年が早いので、サラリーマンと違って定年退職後も再就職は必須と言えます。

任期満了しても、その後の進路によってはフリーターや派遣から抜け出せないという人もいます。

では、実際に転職した人達の体験談から見て見ましょう。

転職成功「勝ち組」の体験談

自衛官⇒トラックドライバーへ

自衛隊は基本的に2年契約だったので、2年で退職し転職しました。

トラックドライバーは基本的に1人での仕事になります。

人と接することが得意ではなかった私には好相性で、仕事内容も自衛隊で鍛えた体では正直楽でした。

この時私が思ったのは、やっぱり自分の性格をしっかり把握して、その仕事の事を理解してからやる方が良いと言う事でした。

勝ち組ポイント。

コミュニケーション能力に自信が無い人なら、人と接することの少ない仕事が向いているようです。
トラックドライバーは荷卸し作業があったりと体力仕事が多いですが、自衛隊で培った体力があれば問題なさそうです。

詳細記事 自衛官からトラックドライバーへ転職し、幸せな毎日に。

自衛官⇒福祉環境コーディネーターへ

私は現在、障がい者の方の送迎業務をしながら、福祉用具についてアドバイスをしたり、施設の改修について建築士の人と話し合ったり、様々な仕事をやらせてもらっています。

自衛隊を除隊し資格を取得して就職するまで1年半くらいかかりました。

転職してよかったことは、自衛隊ほど厳しい上下関係がない事です。
また、今は自宅から通勤しているので、プライベートも十分確保されています。

勝ち組ポイント

自衛隊を退職してから資格取得の為の勉強をし、その後再就職できたケースです。
焦って「とりあえずの仕事」に就くと、後悔することが多いのですが、目標を決めてしっかりと取り組むことで自分に合った仕事に就くことができそうです。

詳細記事自衛隊から福祉住環境コーディネーターへ転職

自衛官⇒製造業の正社員へ

世界情勢が不安定な時期だったのも重なり、契約更新の時期となったため、思い切って除隊し新たな仕事を探すことにしました。

運送業や製造業といったような業種は人手が不足しているような状態らしく、仕事については、ハッキリ言ってすぐに見つかりました。

転職して良かったことといえば、自衛隊とは違い、命の危険のない正社員になれたことでしょうか。

以前にフリーターとしての経験もあることから、正社員としてしっかりと雇用されているということに安心感を覚えます。

 
勝ち組ポイント

やはり正社員雇用というのは大きな安心ですよね。
運送業や製造業なら、正社員雇用も難しくないようです。
任期制自衛官なら、就職援護室の紹介で正社員雇用の仕事も斡旋してもらえるかもしれませんね。

詳細記事自衛官から製造業に正社員として転職。刺激のある生活を手に入れた

 

自衛官⇒営業マンへ

私は防衛大学を卒業後、陸上自衛隊の幹部に任官し、それから小隊長を務めていましたが、29歳のときに退官しました。

公共職業安定所の方から、体力に自信があるなら営業職に適性があるのではないかと言われまし た。

3か月ごとに契約を更新する契約社員として営業マンに採用され、入社6か月で 正社員にしてもらうことができました。

次々に契約を受注し、入社満2年でグループリーダーに昇進させてもらうこともできました。

勝ち組ポイント

営業職は体力勝負と言われることが多々あります。
辛い環境でも何度でもチャレンジする精神力と体力があれば、営業職でもきっと活躍できます。
自衛隊で経験したことは全く無駄にはならないということですね。

詳細記事怪我が原因で陸上自衛隊を退官後、営業マンとして活躍

 

自衛官⇒警察官へ

転職活動を行う中で、応募条件には年齢し か一致することができず(自衛隊の業務の一環で習得した特別なスキルはダメ)すでに門前払という状況でした。

友人の「一度警察官を受けてみたら」というアドバイスを受け試験を受けたところ、警察官に転職することができました。

警察官になってよかったのは、新しい人生を送れることと出会う人々が広がったということでした。

仕事を通じて市民に目配りできているというオープンな環境に、今は充実 したやりがいを持って日々を送っています。

勝ち組ポイント

自衛官から警察官への転職は、体力面やそれまでの集団生活の基礎がから有利と言われてます。
警察はオープンな環境で働くことができるので、自衛隊の閉塞した空間が嫌だという人は、同じ公務員である警察も良いでしょう。

詳細記事自衛官から警察官に転職できた実話

 

自衛官⇒印刷会社の総務部長へ

私は転職前は、北部方面隊の札幌駐屯地に勤務し50代で定年退職しました。

転職活動を6ヶ月ほどした結果、財務省の出身者が顧問を務めている印刷会社へ総務部長として転職することができました。

そこで、人事採用や人事制度の改正、福利厚生制度の新設、社内コミュニケーションの活性化などに取り組みました。

転職して良かったと思えたことは、月に一度の社内報の発行を開始し、私が初代編集責任者となったことです。

勝ち組ポイント

定年退職後でも転職活動が必要なのが自衛官です。
任期制自衛官と少し違うのが、自衛隊OBのツテを使って企業の管理職に再就職するケースもあるということです。
やはり普段から人との繋がりを大事にしておいた方が良いですね。

詳細記事自衛官を定年退職後、民間企業の総務部長に転職しました

 

転職成功「負け組」の体験談

自衛官⇒事務職へ

海上自衛隊に入隊しましたが、神的に耐えられなくなり、ちょうど2年経ったタイミングで辞めてしまいました。

親戚の知り合いが経営している商社に入社し、主に事務作業をしています。

データを入力して分析したり、上司に報告したりで、厳しい訓練や上下関係もありません。

しかし、刺激の少ない単調な仕事が続く毎日に、海上自衛隊時代を懐かしく思い出すことが増えていきました。

結局、仕事を楽しくするのもつらくするのも、自分の気持ち次第なのだ、と悟るようになりました。

あのままずっと我慢して海上自衛隊にいたら、不満ばかりでこんなふうに気づくこともなかったかも知れません。

でも、当時はどうしてもう少しがんばれなかったのか、と悔やむ日々が続いています。

負け組ポイント

転職して環境を変えても、結局は自分の気持ち次第で良くも悪くもなるということです。
特に転職後の待遇が、自衛隊のときと比べて劣ることになると「自衛隊で頑張ればよかった」と後悔する人も少なくありません。

詳細記事自衛隊を辞めて後悔。あんなにつらかった日々を心から懐かしむ現在

 

自衛官⇒郵便配達員へ

私は、2年間陸上自衛隊の隊員として駐屯地で仕事をしていました。

毎日同じことの繰り返し・自衛官として2年間やってきたのでもう良いかなという思いから、就職活動をすることにしました。

その結果、たまたま見つけた配達をメインとした郵便局の非正規雇用の職に就くことができました。

後々試験を受けることで正職員になることが出来ると聞いていましたが、そこからは何年経っても非正規雇用の状態から抜け出すことが出来ませんでした。

結局、30歳を目前にして、どうしても正社員としてどこかで勤めたいという思いから、私は郵便局も退職し、再度就職活動に入ることとなりました。

負け組ポイント

自衛隊退職後の転職活動失敗し、転職ループにハマるケースです。
どうしてもやりたい仕事なら仕方ないですが、そうでなければ初めから正社員としての雇用を掴みとるべきでした。
年齢的にも30歳を過ぎると正社員としての採用率が下がるので、早めに行動した方がよさそうですね。

詳細記事自衛隊を辞めて、非正規雇用から再スタートしたものの

 

自衛官⇒鋼鉄企業へ

[char no=”10″ char=”元自衛官9″]学校を卒業後に入隊しましたが、自分に向いていないのではないかと自信をなくし半年で退役をしました。

苦労しながらも無事に鉄鋼関係の仕事に就くことができましたが、自衛官の時代と同じように完全な縦社会でした。

自衛官という情報が先行しているため、お酒に強い、運動神経が抜群など上司からも無茶振りなことをされるなど、人間関係に悩む経歴となってしまいました。

労働時間も不規則であり、7時には出勤して22時頃に退社することもあるなど、仕事に慣れるまでは非常に体力的に厳しく辛い時間を感じることもありました。

 

負け組ポイント。

自衛隊が合わないと退職したにもかかわらず、転職先が自衛隊と同じような体質の会社だったというケースです。
また、労働時間など仕事内容も自衛隊と変わらないくらいキツい場合もあります。
自衛隊出身が欲しいと言う会社は、高い確率で体育会系や縦社会という場合が多いので注意が必要です。

詳細記事自衛官から民間への転職が失敗した理由

 

自衛官⇒民間企業へ

自衛官をしていた時に、上司とウマが合わない状況が続き、民間企業へ転職することにしました。

これまで転職活動や就職活動というものをしたことがなく、質問できる友人はまだ大学生であることから、同じような悩みを相談できる相手がいませんでした。

書類審査にも通過することが難しく通過率は30%くらいでした。

そんな中、実際に転職することができたのですが、民間と自衛隊という壁にはルールの違いが大きく多々ぶつかることがありました。

民間企業が求める団体行動が理解できず困惑しました。

負け組ポイント。

自衛隊時代のルールや価値観を引きずったまま民間企業で働くと、そのギャップに戸惑うこともあります。
民間企業に転職する際には、社会人として一から出直す気持ちでないと、上司や同僚と衝突が起こるかもしれません

詳細記事自衛隊を辞めて、非正規雇用から再スタートしたものの

 

 

 

転職で後悔しないためのポイント

上記の体験談から、転職に成功した人、失敗した人、それぞれに共通点があることがわかります。

【転職成功組】

  • やりたい仕事が明確になっている
  • 自分の性格を把握している
  • 適正のある仕事を知っている

自分の性格や能力を把握していたり、確固たる目標がある人は、転職活動に妥協がなく納得できる仕事に就くことができます。

【転職失敗組】

  • 知人から斡旋された仕事
  • とりあえず見つけた仕事
  • 自衛隊時代の価値観を引きずっている

「何でもいいから」「とりあえず」といった感覚で転職活動をすると、ほとんど後悔します。

自衛隊を退職しても自衛隊の価値観やルールに固執していると、人間関係のトラブルが生じたりするので注意が必要です。

転職で後悔しないために

自衛隊を退職して後悔した!…とならないためにも、転職活動は慎重に行う必要があります。

自衛隊在籍中からしっかりと自己分析をし、自分にはどんな仕事や会社が合っているのかを把握しましょう。

転職活動をしたことがなく、何から手をつけたらいいのか分からない人は、第3者の手を借りるのもよいでしょう。

例えば、転職エージェントに登録すると、履歴書の書き方から面接対策、希望業界についての相談も受けてくれます。

自衛隊員が転職エージェントを使った結果