自衛隊で取得できる資格は主に運転に関するものですが、他にもさまざまな資格を取得することが出来ます。
しかし、あくまで自衛隊の仕事に役立つものです。
陸海空と分かれておりますので、陸軍なのに空軍に関係する資格を取得することは出来ません。
厳密に言いますと、資格を取得することは出来てもサポートを受けることは出来ません。
仕事に関係していない資格はプライベートで取得します。
今回は、自衛隊で取得できる資格がどんな職業に活かせるかご紹介させて頂きますね。
転職に有利!自衛隊で取得できる資格
①准看護師
衛生科だけではなく、他の科からも准看護師養成課程選抜試験に合格すれば、2年間勉強することで准看護師の資格を取得することができます。
ちなみに、最初は衛生資材陸曹でも准看護師の資格を取得すると救護陸曹になります。
プラス1年で救急救命士の資格も取得できます。
ただし、成績が優秀であることが条件です。
准看護師や救急救命士の資格があれば医療の現場で働くことができますし、働きながら定時制に通って正看護師になることもできます。
自衛隊から⇒看護師専門の転職支援サービス
②車両系
建設機械運転者ブルドーザーやパワーショベルが運転できます。
土木の世界で重機オペレーターとして活躍することが出来るので、力では男性に負けてしまう女性でも土木の世界で活躍することが出来ます。
お給料も高いので、実は人気のある職種です。
③陸上無線技術士
自衛隊といえばこれ!というくらいポピュラーな資格です。
無線関係の設備の技術操作を行うことができます。
携帯の基地局だったり、放送局などの中継車を運用するために必要なのである程度の需要はあるのですが、この資格があるから有利になる!というほどではありません。
試験自体が簡単ですし、元自衛隊員で持っている人も多いからです。
携帯キャリアに関係する下請けなどで需要が高いかと思います。
④調理師
レストランやホテルなど、さまざまな場所で需要があります。
実際には調理師としての資格が無くても調理を業務とすることは可能ですが、調理師という名前があるだけでも需要はかなり違ってくると思います。
実際に調理をするだけではなく、最近では入社してレシピを研究したりするお仕事もあるそうです。
⑤危険物取扱者
石油関連の仕事や、製造業などで需要があります。
例えば近年はガソリンスタンドもセルフが増えてきていますが、危険物取扱者の資格を持つ監視要員が必要となります。
ほかにも化学工場などではおなじみの資格ですので、危険物取扱者を取得したことをきっかけに科学系の業界に転職する方もいらっしゃいます。
資格が無くても転職活動はできる
このように、自衛隊では運転関係以外にもさまざまな資格を取得する機会があります。
転職後に役立つ資格もありますし、最近では資格取得を目的として入隊する方も増えてきていますね。
しかし、大切なのは本人のやる気です。
資格をいくつか取得しても、全く関係の無い業種に飛び込む自衛隊員も少なくありません。
逆に言うと、一切資格が取得できなくても転職活動は出来ますので、資格を所有していなくても心配しないでくださいね。
[cc id=225 title=”自衛隊辞めたい後悔”]