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自衛隊から警察へ転職すると給料や仕事内容はどう変わる?

自衛隊から警察へ転職

自衛官から警察官へ転職を考える上で気になるのは、仕事内容や給料にどれくらい違いが出てくるのかということですよね。

自衛隊にしかないメリット、警察にしかないメリット、それぞれ良いところも悪いところもあります。

自衛官から警察官への転職を考えている人は、これらのことを比べながら「本当に警察官へ転職するのか」を吟味してほしいと思います。

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自衛官と警察官の違い

まず一番の違いは、自衛官は国家公務員であり、警察官は地方公務員ということです。

但し、警視正に昇格したら身分は国家公務員となり、通称「キャリア組」とも呼ばれます。

その他、仕事内容や給料、休日など色々と違うところがあるので比べていきましょう。

仕事内容の違い

自衛官は主に国防を担います。

訓練やその為の準備、勉強、規律ある動きを求められます。

警察官は治安の維持を担います。

交通違反の取り締まりから、凶悪犯罪者の逮捕まで幅広く活躍しています。

自衛官 警察官
転勤の有無 全国転勤 県内転勤
拘束時間の長さ 多い 少ない
定年年齢 53歳~ 60歳

警察官も転勤はありますが、採用試験を受けた地方自治体のみでの異動となります。

また、拘束時間は自衛官よりも少ないですが、非常時には休日でも招集がかかります。

定年も自衛官であれば殆どの人が53歳前後で定年に対し、警察官では60歳まで長く働けるというメリットがあります。

給料の違い

自衛官は国家公務員、警察官は地方公務員…。

これにより給料形態には若干の違いが出てきます。

様々な職業の年収を掲載している年収ラボによると、自衛官と警察官の年収は下記の通りです。

自衛官 警察官
平均年収 688.2万円 813.5万円

自衛官よりも警察官の方が給料が高いようですね。

自衛官は予め残業代を含めた金額が基本給として支給されていますが、

警察官には深夜勤務の場合、夜勤手当があります。

ただ、警察官は地方公務員ですので、その地方自治体によっては給与の差が大きくあるので注意して下さい。

休日の多さ、長さ

自衛隊は長期の休みが取り易い環境になります。

GW、お盆、年末年始など、代休を合わせることで2週間程度の休日を作ることも可能です

警察官は交番勤務の場合は三勤交代制ですから、まとまった休みをとることは難しいかもしれません。

それぞれの休日について、求人情報などからまとめてみました。

自衛官 警察官
年間休日 120日程度 104日程度
休みの長さ 1週間~2週間 3日以上~

警察官の場合は、休暇中であっても大きな事件や、大規模な警備などの社会情勢により、休暇が取得できないことも多々あります。

自衛官と警察官はどちらが辛い?

自衛官と警察官、それぞれ仕事が内容が違うので一概に比べられないのですが、一般的には下記のようなイメージを持ってもらえると良いと思います。

  • 自衛官は仕事は厳しい休暇が取り易い
  • 警察官は採用されるのが難しい給与は良い

警察官の採用試験倍率と年齢制限について

警察官採用試験の倍率は、都道府県警全体で7倍〜10倍となっています。

さらに、警察官になるには年齢制限も気をつけなければなりません。

殆どの都道府県が30歳前後までとなっています。

一発で警察官採用試験に合格できれば良いですが、倍率も高いですし、年齢制限ギリギリまでチャレンジすることになるかもしれませんね。

特に、自衛官から警察官に転職を考えている人であれば、遅くても25歳くらいまでに一度は採用試験を受けておいた方がよいですね。

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