人間関係が嫌になり自衛隊から転職
自衛官をしていた時に、上司とウマが合わない状況が続き、報告や連絡などは直接目を合わすことができませんでした。
何度もやり直しをされるなど、どうしても受け入れることができないようになり、人間関係に悩むことがありました。
自衛隊の仕事は特段に苦手とかついていけないということもないのですが、人間関係だけネックでした。
結局3年間、自衛官として仕事を行い免許なども幾つか取ったあとに民間企業へ転職することにしました。
転職活動で困ったこと
いざ、転職活動を行う上で困ったことが、相談相手がいないということでした。
これまで転職活動や就職活動というものをしたことがなく、質問できる友人はまだ大学生であることから、同じような悩みを相談できる相手がいませんでした。
そのため、とりあえずハローワークに行ったり、インターネットで検索するといったことしかできませんでした。
その後、転職エージェントと出会い登録をし、必要な履歴書の書き方や職務経歴書の書き方などを初めて学んでいくような状況でした。
転職活動で一番困ったところは、志望理由でした。
保有資格などは、豊富にあったり自衛官時代に自己PRなどを記載することができます。
しかし、参考書などに記載されている志望理由を自分の言葉に書き換えることがうまくいかず、ほとんど参考書の言葉をコピーしたような内容になっていました。
⇒自衛隊員の転職!履歴書・職務経歴書はこうやって書け!
なかなか書類審査に通らない
書類審査にも通過することが難しく通過率は30%くらいでした。
履歴書を出しても落ちるということが多く、面接までにたどり着くことができない状況に困惑していました。
自衛官ということが特殊なのかもしれないと悩むこともありました。
⇒元自衛官が教える面接のコツ!転職活動がうまく行かない人へのアドバイス
転職後に感じた自衛隊と民間企業の違い
そんな中、実際に転職することができたのですが、民間と自衛官という壁にはルールの違いが大きく多々ぶつかることがありました。
例えば、上司の指示が曖昧なことでした。
自衛官時代は長官の命令に忠実に従うということを最優先に取り組んでいたので、言われたことをやるのが当たり前という感覚の中で学んできました。
しかし、民間企業の上司の指示は曖昧なものが多く「任せたから一度考えて提出して」と言われることが多かったです。
上司からOKをもらえる内容というのは、どのような書き方なのか、なかなか自分の頭の中で考えることに慣れておらず苦労しました。
自分で考えることが必要になる
自衛隊にいるときは、チームワークを大事にするという団体行動などに常に気を配ってきました。
周りと一緒に仕事をしたり、チーム内で目標を達成する上で、自分が今どのように動いた方が良いのか…?
そういことに関して自分で考えるというのは、これまでしてこなかったので苦労しました。
体が先に自分の思いついたものを実行するタイプなので、民間企業が求める団体行動が理解できず困惑しました。
⇒転職に向いていない自衛官の特徴を公開!当てはまったら要注意
⇒自衛隊を辞めたら何する?仕事選びが分からない、失敗したくない人へ
自衛官が本当に使うべき転職サービス
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