「自衛隊を依願退職しました」
こう聞くと、なにやら不祥事を起こしてクビになったという印象が強いのではないでしょうか?
再就職先を探すのにも、理由を話すのをためらうこともあるでしょう。
しかし、依願退職は恥ずかしいことでははないです。
例え、懲戒処分で依願退職になったとしても、伝え方によってはマイナスではなく好印象を与えることもできます。
依願退職の本当の意味
依願退職とは、そもそも自己都合退職に相当する言葉です。
「自分から辞めました」ということなので、もしも面接で依願退職と言う言葉を使いたくないなら
「自己都合退職しました」と言い換えても問題はないのです。
自衛隊を依願退職した理由の話し方
自衛隊で依願退職するとなると、大きく分けて2つの理由があると思います。
- 転職・その他家庭の理由で依願退職
- 懲戒処分を受けて停職後に依願退職
どちらにしても「自己都合退職」には変わりありません。
転職や家庭の理由で自衛隊を退職する場合は、正直に理由を話した方が良いですね。
⇒自衛隊の退職理由は正直に話していいの?転職理由を上手く伝えるコツ
では、懲戒処分を受けた際は、どのようにして自衛隊を辞めた理由を話せば好印象につながるのでしょうか?
受けた処分を正直に話す
自衛隊の懲戒処分で依願退職までするには「停職」以上の処分を受けた人がほとんどです。
停職の規定は色々とありますが、刑事罰に触れていなければ理由を正直に話しても良いでしょう。
【例】悪質な交通違反で停職⇒依願退職
「交通違反をお越し周囲に多大な迷惑をかけました。しっかりと反省し二度と違反を起こさないと心に決めました。」
「自分の起こした違反がどれだけ影響が大きかったのか重く受け止め、社会的なルールを守る大切さを学びました」
特に正直に話さなくても良い場合もある
正直に話すのが一番だと思いますが、例えば自衛隊独自の基準で懲戒処分を受けた場合は、他の業界の人に説明しても理解してもらえないことがあります。
(官品の紛失など)
自衛隊では一度懲戒処分を受けると、その後の昇任に影響するので、将来が望めないなら退職するといった人もいます。
そういった、軽微な懲戒処分を受けて依願退職する場合は、わざわざ処分内容を伝えずとも良いと思います。
ただ、「自衛隊時代にこういった失敗もしました、それらの経験を活かし今後に役立てます」といった伝え方をするのもいいかもしれませんね。
刑事罰を受けた懲戒処分の場合はどうする?
飲酒運転や窃盗など、刑事罰を受けた結果の懲戒処分(停職など)で依願退職する場合、どうしても面接時には不利になってしまいます。
そんな場合は無理に再就職しようとせず、起業するという方法もあります。
自分でお店を始めて商売をするのもアリです。
その他にも、整体師、フリーライター、ネット通販、在宅ワーカーなどなど…
資格を取得して専門的な分野で開業するという方法もありますよ。
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