自衛隊を辞めて転職するぞ~!と意気込んだものはいいものの、なかなか良い転職先が見つからない。
既に自衛隊を退職して転職活動をしている人であれば焦りが出てていることでしょう。
しかし、焦って適当な仕事を選んでしまっては必ず後悔してしまいます。
そもそも、後悔するような転職活動をしているのには原因があります。
- 自分の理想の会社を求めすぎ
- どんな仕事がいいか分からない
世の中に100%自分に都合の良い会社なんてありません。
また、転職の方向性が定まらない人は、面接時においても熱意やアピールがうまく伝わっていない可能性があります。
転職の方向性をしっかり決めることが、転職活動においては重要です。
転職の方向性の決め方
自衛隊を辞める理由は色々あるとおもいますが、病気やケガ、家族の問題以外であれば、自衛隊に対する「不満」が大きいのではないでしょうか?
その不満を解消するために転職をするのであれば、まずは不満を解消するための条件をまとめてみましょう。
自衛隊への不満の例
- 給料が安い
- 勤務時間が長い
- プライベートがない
- 家族との時間が少ない
- 転勤が嫌だ
- キャリアアップが望めない
例えば、上記の中で一番解消したい不満はどれでしょうか?
転勤が嫌だというのであれば、転勤が無い仕事を選ぶべきでしょう。
給料が安いというのであれば、より激務でも給与の高い仕事を選びましょう。
譲れない条件を順位づけして方向性を決める
自衛隊に居ては実現できない生活を得るために転職をするのですから、転職して失敗するということだけは避けたいですよね。
人によって絶対に譲れない条件というのがいくつかあると思います。
家族との時間も欲しいし、そうとなれば安定した収入も外せない条件…などなど。
自衛隊での不満を解消するための条件をまとめてみると、自分がどんな仕事を選ぶべきなのか方向性が見えてきます。
転職の方向性
重視すること | 条件 | 転職の方向性 |
家族との時間 |
|
転勤のない地方公務員か、本社が地方にあってそれなりに大きな会社に転職しよう |
収入アップ |
|
海外勤務や自己研鑽も常に必要になるけど、大手有名企業でバリバリ活躍してみよう |
釣りやアウトドアなどの趣味を続けていきたい |
|
好きな渓流や山がある地域への移住も視野にいれて、地元産業を扱っている会社に転職しよう |
方向性が決まったら面接でも説明しよう
自分の方向性がはっきり決まったら、面接でもその旨をしっかり説明しましょう。
ただ曖昧に「自衛隊での経験を活かし~」とか「未経験の仕事がしたくて~」とかよりもずっと相手の心に響きます。
「家族との時間を大切にしたいので転勤のない会社を選びました」
「この地域が好きで移住も考えているので地域貢献できる仕事をしたいです」
こうした方が、面接時に相手に事情を分かってもらえるし、よりはっきりとした志望動機にもなります。
⇒自衛隊の退職理由は正直に話していいの?転職理由を上手く伝えるコツ
最後に、自衛隊を辞める必要があるのか考える
- 自衛隊が嫌だ
- 人間関係最悪だ
- 仕事量が多くて家に帰れない
- 家族や子供と過ごせない
こんな理由で転職を考えている人も多いですが、それ、本当に自衛隊を辞めて解決できますか?
自衛隊はいわば全国に支社があり、たくさんの部署と沢山の職種の人が集まった大企業です。
「幹部自衛官を辞めたい!転職が必要かどうかじっくり考える」でも書きましたが、
自分から上に陳情すれば解決の糸口が見つかります。
それでもどうしても自衛隊を辞めて転職するんだ!という強い意志があるのであれば是非転職をして下さい。
ただし、辞めるからには絶対に転職に失敗しないよう、万全の準備をして挑んで下さい。
自衛官が本当に使うべき転職サービス
「自衛隊から転職したい!」そう思ったら、さっそく転職活動開始です。
まずは転職サービスに無料登録することからスタートしましょう。
特に中途退職をする予定なら、転職サービスの利用は必須ですよ。
なぜなら、任期満了での退職と違い、中途退職する場合は再就職のサポートは一切受けられませんからね。
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